<創立>

 綾部青年会議所は1957年1月、綾部在住の38名の青年によって、お互いの自己啓発と親睦を目的として設立されました。創立から1961年までの4年間は、自己啓発や親睦を深める中で綾部菊人形に宣伝隊を出動させるなど、全面的に協力しました。

 1959年には、大資本を有する大手スーパーの綾部進出を阻止するため、綾部の全商店を挙げての「あやべ百貨まつり」を実施して、内部的な活動から対社会的な活動へと動いていきました。

若丹野球大会(福知山球場) 1957年
若丹野球大会(福知山球場) 1957年


<認承>

 1961年、京都青年会議所のスポンサーの下、京都ブロック内3番目で、また日本青年会議所では207番目の青年会議所として、日本青年会議所に認承されました。

 このことにより、綾部の街に必要があって出来た「創立」と、日本青年会議所加盟による「認承」という2つを持つ青年会議所となりました。



< 社団法人 >

 日本青年会議所加盟より19年目の1980年に社団法人格(一定の目的を持った人の結合たる団体に法人格が付与されたもの)を取得して、法律的にも社会的にも権利と義務を有する公益法人である「社団法人 綾部青年会議所」として心新たに出発しました。

 このことによって、綾部青年会議所は、公益を目的とした団体であるということが認められたわけであります。

< 綾部青年会議所の社会開発 >

 1965年に綾部青年会議所でも社会開発(CD)計画の手法を導入して、市民対象のアンケートを実施しました。市民の願いを調査・分析して、そのときに内在している問題を提起しています。

 また、紫水ケ丘公園の開発計画を策定し、JCを母体にした「児童公園設置推進協議会」を発足して、他団体や市民とともにまちづくりに取り組む組織化に成功しました。

 1966年には、綾部青年会議所のメンバーの手で紫水ケ丘山頂に「市民いこいの広場」を造成するに至りました。

 1971年には、我が愛する郷土の未来に対する思想を「丹の国構想」として、「丹の国 綾部」という冊子にまとめ上げ、市民に提起しました。

 一方では、「綾部市はどこへ行く」という市民討論会を開催しております。

 「丹の国構想」は討論会だけにとどまらず、郷土愛の復活を目指した「ふるさとを愛するレクリエーション大会」や「丹の国バスツアー」などを実施して、丹の国構想に基づくJC運動はまちづくり理念を市民に意識づけさせるという大きな成果を収めています。その後、この「丹の国構想」の理念が市民の手によって、「綾部市市民憲章」の制定へと受け継がれていきました。


 1976年には、認承15年を契機に「丹の国構想」を再確認し、「市民休暇村構想」も盛り込んだ「丹の国あやべパート2」を発刊しました。この構想をベースとして、「子供まつり」や「君尾山夏の大ジャンボリー」などの事業を行っていく一方、4,000人からのアンケートなどを実施して、市民コミュニティの結集と育成を行いました。


理事長 主な出来事
1957 梅垣 薫 発起人会及び設立総会(1月)
1958 梅垣 薫  
1959 梅垣 薫 あやべ百貨祭に協賛全会員出動
1960 梅垣 薫  
1961 山雄 義明 日本青年会議所認承(6月)
1962 山雄 義明  
1963 松下 耕樹  
1964 松下 耕樹  
1965 松田 安弘  
1966 西山 宜夫

<創立10周年認承5周年>

記念例会・記念講演会(講師:裏千家家元・千宗室氏、綾部市市民センター)

記念事業「市民憩いの広場」造成

記念事業 綾部小学校少年少女鼓笛隊結成 市民パレード

1967 塩見 清毅  
1968 田所 卓  
1969 牧 良造 JCルーム移転(綾部商工センター内)
1970 西安 喜代美  
1971 今枝 敏毅

<創立15周年認承10周年>

記念式典・記念講演会(講師・城山三郎氏、綾部市市民センター)

記念誌「丹の国綾部」発刊

記念誌「未来への対話~新しい生活圏の創造を目指して~」発刊

1972 仁紙 敏延  
1973 吉田 藤治  
1974 武田 薫  
1975 鍋師 有  
1976 松田 弘

<創立20周年認承15周年>

記念式典・祝賀会(綾部市市民センター)

記念事業 丹の国まほろば講演会

1977 中村 潤  
1978 塩見 剛佑  
1979 池田 博之 第1回君尾山夏の大ジャンボリー
1980 大槻 高仁 社団法人格取得
1981 久木 時哉

<創立25周年認承20周年>

記念式典・祝賀会(綾部市市民センター)

記念事業 記念講演会

1982 浜田 武義 JCルーム焼失
1983 浅巻 武之  
1984 森田 靖彦  
1985 平野 正明  
1986 西山 彰

<創立30周年認承25周年>

記念式典・祝賀会(京都府中丹文化会館)

記念講演会

記念制作物「平和の像」京都府中丹文化会館に建立

1987 小寺 哲朗  
1988 塩見 忠史  
1989 森田 和行 第17回京都ブロック会員大会主管(京都府中丹文化会館)
1990 磯井 重昭  
1991 福井 一人

<創立35周年認承30周年>

記念式典(京都府中丹文化会館)

記念事業 記念講演

1992 山口 洋一  
1993 林田 順一  
1994 梅原 晃  
1995 滝下 亮好  
1996 山雄 昌明

<創立40周年認承35周年>

記念式典・懇親会(綾部市ITビル)

1997 大槻 浩平  
1998 福西 均  
1999 高倉 雅紀  
2000 大島 寿己  
2001 佐藤 高寿

<創立45周年認承40周年>

記念式典・懇親会(京都府中丹文化会館)

記念事業「A NEW Departure(新しい出発)」なには友あれ 駅北集合!

第29回京都ブロック会員大会主管

2002 井田 喜博  
2003 梅原 哲史  
2004 山口 雅之  
2005 武田 誠  
2006 爲廣 英隆

<創立50周年認承45周年>

記念式典(大本)懇親会(ホテル綾部)

交流会AYA立ち上げ

記念事業 The Greatest Chorus ~平和への大合唱~

2007 玉川 弘信  
2008 岸見 第右  
2009 泉 直輝  
2010 上田 裕文  
2011 和久 俊昭 <創立55周年認承50周年>
2012 荻野 力也  
2013 西岡 藤孝  
2014 出口 幹恭

第42回京都ブロック大会綾部大会主管

Ayaフェス開催

2015 南田 純一  
2016 高橋 悦康 <創立60周年認承55周年>

2017

浅巻 礼  
2018 四方 章博  
2019 小寺 建樹  
2020 大槻 浩一  
2021 髙崎 健太 〈創立65周年認証60周年〉
2022 種清 喜之  
2023 片岡 英晃